アナログ原稿をWebコミックに



某所で、Webコミック講座の要望が有ったので、ここに簡単に記したいとおもます。
但し、既に有るアナログ原稿をWebコミックとして公開する為に私がした作業工程です。
(スキャナや解像度に関して勉強不足のままなので、とても馬鹿な事をやっていたかもしれません。ご了承下さい。)
テキストのみの説明で判りずらいと思いますが……。

尚、この作業はAdbePhotoshopとAdobeImageReadyを使っています。

1.原稿(プロ用サイズなので)2回に分けてスキャナ取り込み。
 私は、カラー写真、解像度1200dpi、25%で取り込みしました。

原稿が綺麗ならば、縮小無しで使える72dpi、100%で取り込みも出来たのですが、なにぶんにも私の生原稿は汚い。
それに修正を加えたい絵も有ったので、この様な解像度での取り込みとなりました。
(色々やったのですが、私の場合、トーンが比較的綺麗に取り込めたのが、この組み合わせだった……と、記憶してます。)
1200dpiでの取り込みの為時間が掛かるっ。新しいPCを導入した時にスキャナも買い換えたので、それからは早くなりましたが、古いパソではこの解像度で取り込みはホトショでの作業が重くて重くて……。(PCのスペック高くないとハッキリ言って辛いです)

2.ホトショップで、2分割されてた原稿を一つに統合。(レイヤー統合、画像統合で)
新しく購入した某スキャナは早くて綺麗でしたが、精密度に問題有り画像端がゆがむ為、統合には骨が折れました。(重なった部分は一方をカットするのですが、その時「範囲選択+境界線をぼかす」してから消去し誤魔化し。)

3.画像統合後、「色調補正→レベル補正」で、かすんだ汚れを極力消去。
4.画像をグレースケールに変更。
5.更にコントラストを極少しだけ上げてくっきりさせたり。

6.絵の汚れを修正。

修正、修正(エンドレス…T_T)。タブレット直描きで絵の修正等も。写植部分は特に拡大をかけて、汚れを消去。(細かいアミトーンの中の汚れは縮小してから修正した方が楽です)

7.写植部分をカット、写植のみ別ファイルにしておく。
これは、縮小をかけると写植文字が小さく成りすぎて読み辛いので、写植文字だけ縮小率を変えたかった為です。
始めは写植は打ち直していたのですが、私はタイピングが遅いのとルビの問題が有ったので、この方法に変えました。(ルビ打ち直してたら死ぬっ。最初の頃のWebコミックには必要な時以外、ルビは入ってません。)

8.修正終わった画像をブラウザ表示の時に見やすい大きさに縮小。
私の場合、16.5%に縮小後、画像サイズを430×630ピクセルにカット。

9.細かいアミの部分の汚れをアミの色で塗って誤魔化す。
(縮小されると細かいアミはほとんどグレー色になるので)

10.別ファイルに取った写植を吹きだしに入る様に廻りを消去(カット)後、こちらは20%に縮小。
アミトーンや絵の上に載る文字(のせ字)は、範囲選択で余白部選択→選択範囲を変更→縮小2(3だったかな?)ピクセル→カット

11.カットした写植をレイヤーで原稿に載せる。
縮小率が違うので、吹きだしからはみ出した時は吹きだしを大きく修正。
ベタに載る写植は「色調補正→階調の反転」で文字を白に。
のせ字は前の作業に加えて、レイヤースタイル→レイヤー効果、外側光彩で白の縁取り(くっきり)すると綺麗かも。

12.写植と絵をそれぞれ見やすいコントラストに調整。
私の場合、ボケ気味の写植は結構コントラストを上げました。絵の方はくっきりが好きかホンワリが好きか、お好みで。

13.写植と絵を統合。

14.ホトショップのImageReadyを起動して、画像を送りスライス。
(ImageReadyはRGB対応の様なので、グレースケールをRGBに戻す。)
「JPEG・標準・40」で4分割しました。画像が重くなければもっと良い画質に圧縮出来たのですが……。

15.原稿画像一枚ずつImageReadyの「最適化ファイルを保存」で保存
要するに、スライス(スライサー)とは、画像を分割しhtmlファイルの記述で一枚の絵に表示する訳です。(……よね? 済みませんImageReadyの使い方、全然判ってません^^;)

16.一枚ずつhtmlで保存された原稿ファイルを纏める。
私はブラウザ一枚に4ページになる様にしました。これで、終了。

一枚の原稿がもっと軽ければ、Webコミック閲覧スクリプトを使えたのですが、重いので、スライサーを使って普通のhtmlファイルにしました。
(スライス画像も閲覧出来るスクリプトって有るのかな………。画像呼び出しのスクリプトだから無いかな……。調査不足。)

大変長くなりました。以上が私がアナログ原稿をWebコミックに変換した作業工程です。
今はオールデジタルでコミックを創る、Webコミック制作ソフトも有るのですよね……欲しいのですが…使えこなせるか不安で迷ってます。(デモ版、良く判らない……ペンタッチは気に入っているのですが……。)
って言うよりーーー「漫画を創る気力が有るのか!?」が最重要問題な今日この頃です。


  

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